プラス豆乳で普段の食生活をバランスアップ!こどもたちの栄養バランスを補う大豆(豆乳)の魅力を食育先生、飯田先生におしえていただきました。
飯田祐子先生
食育先生 管理栄養士・幼稚園の食育指導講師
幼稚園で幅広く講師をつとめ、こどもの食卓事情の指導にあたっています。料理教室を行いながら地元名古屋を中心に活躍中。わかり易く丁寧な指導がママたちに好評です。

豆乳メニュー

ほうれん草のポタージュ
<材料4人分>
玉ねぎ(薄切り) 1/4個
じゃがいも(薄切り) 1/2個
バター 15g
コンソメ 2個 ブイヨン
湯 2カップ
調製豆乳 2カップ
ほうれん草(葉) 1把分
塩・こしょう 少々
生クリーム 大1
<作り方>
【1】 鍋にバターを弱火で熱し、玉ねぎ・じゃがいもを炒め、透き通ってきたら、ブイヨンを加え下で潰せる固さになるまで、煮る
【2】 ほうれん草はたっぷりの湯で茹でて水にとり、葉の部分と【1】の一部と共にミキサーにかける。
【3】 【2】を鍋に移し、豆乳を加え、少し温め、塩・こしょうで味を整え、スープ皿に注ぎ、生クリームをたらす。

豆乳を用いることで、あっさりとヘルシーに仕上がります!
牛乳の苦手な方、アレルギーの方にはピッタリのスープです。

豆乳 de 卵豆腐
<材料4人分>
無調整豆乳 2カップ
顆粒だしの素 小1 A
うすくちしょうゆ 小1
みりん 小1
むき海老 2尾
絹さや 4枚
<作り方>
【1】 卵はよくときほぐす。
【2】 豆乳を少し温め、【A】で味付けし、冷ましてから【1】に加え、一度漉す。
【3】 一人分の耐熱容器に【2】を2/3位の高さまで注ぎ、弱~中火で7~8分程蒸す。
【4】 むきエビは酒炒りし、半分に切る。
絹さやは色よく茹で、斜め半分に切る。
【5】 【3】の上に【4】を彩りよく飾る。
[電子レンジの場合]
【3】 一人分の容器に【2】を1/2位の高さまで注ぎ、ラップをふんわりかけ、水をはった容器に並べ、2~3分加熱する(500W)

豆乳の持つ自然な甘さ、風味が加わり優しいお味に・・・
寒い時は温かく、暑い時は冷やして、おいしくたべられますよ!
電子レンジで調理する場合、茶碗蒸し機能がついてる時はその仕様で。

豆乳メニュー

くまさん みそハンバーグ
<材料4人分>
玉ねぎ(みじん) 1/2個
サラダ油 適宜
合いびき肉 300g
パン粉 1/2カップ
調製豆乳 大3
塩・こしょう 少々
赤みそ 大2
スライスチーズ 飾り用
のり
魚肉ソーセージ
ウズラの卵
プチトマト
ブロッコリー 等
<作り方>
【1】 みじん玉ねぎはサラダ油で炒めて、冷ましておく。
【2】 合いびき肉はボールに入れ、塩・こしょう、豆乳で浸したパン粉、赤みそを加えて粘りが出るまで練り、4つに分けておく。
【3】 一人分のたねから、小さいミートボール状を2個作り(耳の部分)、残りは丸くまとめておく。(顔の部分)
【4】 フライパンにサラダ油を熱し、【3】を両面焼き、弱火にし蓋をして蒸し焼きにする。
【5】 お弁当に詰め、飾りで耳や顔をつくり、周りを可愛く飾る。

みそを肉に加えることによって、ひき肉特有の臭みを消し、皿にお肉を柔らかく仕上げます。
ソースがなくても味がしっかり付いているので、お弁当にピッタリですね!

野菜たっぷり
スパゲッティみそミートソース
<材料4人分>
スパゲティ 300g
バター 15g
玉ねぎ 1個
にんじん 1/2本
ピーマン 2個
合いびき肉 240g
サラダ油 適宜
合わせみそ 大4 A
ケチャップ 1/2カップ
赤ワイン 大2
ウスターソース大2
トマトソース 1/2カップ
乾燥パセリ 適宜
<作り方>
【1】 スパゲッティはアルデンテに茹で、バターを絡めておく。
【2】 玉ねぎ、にんじん、ピーマンはそれぞれみじん切りにしておく。
【3】 フライパンにサラダ油を熱し、【2】の玉ねぎから順に炒め、続いてひき肉を加えて、塩・こしょうし、さらに炒める
【4】 ひき肉に火が通ったら、みそのはいった【A】を加え煮詰める
【5】 皿に【1】を盛り、【4】をかけ、乾燥パセリをふる

ちょっぴり和風のミートソース。味の決め手はおみそ!
みそを加えることによって、ソースにコクとまろやかさ、風味をプラスしてくれます。



落ち着きがなかったり、集団にはじかれてしまう子ほど野菜・大豆不足といわれています。なかでも若返りの栄養素といわれる大豆レシチンは、神経細胞に影響を与えて脳の活性化を促す、育ち盛りに重要な成分。集中力、想像力を高め、さらに視力回復や脂肪がつきにくいなどの効果にも注目を集める栄養素です。
さまざまな大豆製品のなかでも、大豆の栄養素をムダなく、そして効率よく吸収できるのが豆乳ですが、夕食時に飲んでおけば、夜寝ているうちに分泌される成長ホルモンの働きをサポート。もちろん1日の栄養バランスを整える意味で、朝食やおやつにもオススメです。毎日続けて丈夫な体づくりをめざしましょう。
育ちざかりは味覚も育つ時期、とくに3歳から5歳にかけては、自分の舌で経験したことが将来の味覚を形成するだけに、おやつもできるだけ自然な味にこだわりたいもの。とくに塩分過剰なスナック菓子に頼りすぎるのはNG!いもや豆類など、食物繊維も豊富な野菜のおやつなら、便秘予防にも役立ちます。
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