大豆の栄養について

大豆のたんぱく質は良質な植物性たんぱく質です。

大豆たんぱく質は、植物性たんぱく質の中で最も動物性たんぱく質に近い良質のたんぱく質です。
必須アミノ酸をバランスよく含み、牛乳や卵のたんぱく 質に負けないくらい栄養価が高いため、大豆は「畑のお肉」と呼ばれるようになりました。
しかも、消化吸収がよく、体内で利用されやすいことも特長です。

様々なミネラルが豊富に含まれています。

大豆にはカルシウムが多く含まれています(ゆで大豆100gに含まれるカルシウムは70mgであり、これは生のまいわし100gと同じ量です)。
カ ルシウムは、骨を作る重要な成分であり、さらに、筋肉の収縮や神経伝達にも関与しています。
鉄分もほうれん草と同じくらい多く含まれ、体内の酸素供給に重 要な働きをしています。
その他マグネシウム、亜鉛、マンガン、銅など体内で必要となる様々な微量成分が含まれています。

ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンK、ビタミンEを含んでいます。

大豆にはビタミンB群が豊富に含まれています。抗酸化物質としてよく知られているビタミンEも多く含まれています。ビタミンEにはα-トコフェロール、β-トコフェロール、γ-トコフェロール、σ-トコフェロールの4種類があり、なかでも、抗酸化力の強いγ-トコフェロールが豊富です。
老化の原因のひとつには活性酸素による酸化作用が関係していると言われており、抗酸化作用のある栄養素を摂ることで、老化防止につながると考えられています。

食物繊維を多く含んでいます。

大豆にはごぼうやほうれんそうなどの野菜よりも多くの食物繊維が含まれています。
1回に食べる量で考えると、野菜よりも大豆のほうが多くの食物繊維を摂ることができます。

大豆の成分(五訂フォローアップ、科学技術庁資源調査会編)

項目 単位 国産大豆 米国産大豆 中国産大豆
エネルギー Kcal 41.7 433 422
水分 g 12.5 11.7 12.5
タンパク質 g 35.3 33.0 32.8
脂質 g 19.0 21.7 19.5
炭水化物 g 28.2 28.8 30.8
灰分 g 5.0 4.8 4.4
(無機質)
ナトリウム
mg 1 1 1
カリウム mg 1900 1800 1800
カルシウム mg 240 230 170
マグネシウム mg 220 230 220
リン mg 580 480 460
mg 9.4 8.6 8.9
亜鉛 mg 3.2 4.5 3.9
mg 0.98 0.97 1.01
(ビタミン)
カロチン μg 6 7 9
E mg 3.6 3.4 4.3
K μg 18 34 34
B1 mg 0.83 0.88 0.84
B2 mg 0.3 0.3 0.3
B6 mg 0.53 0.46 0.59
ナイアシン mg 2.2 2.1 2.2
葉酸 μg 230 220 260
パントテン酸 mg 1.52 1.49 1.64
コレステロール mg Tr Tr Tr
食物繊維(総量) g 17.1 15.9 15.6

※皮を含む乾燥大豆の栄養成分(100gあたり)
※Trとは、当該成分は検出されている(微量含まれている)ものの、その含有量が最小記載限度に達していないことを意味しています。

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